ネットから、ネットワークへ
株式会社UNIVA・Oakホールディングスは、江戸時代の最後の年、1868年(慶應4年)に漁業の網を製造する会社として誕生しました。その後、日本最大の漁網メーカーへと成長し、1949年に上場を果たしました。時代の流れとともに、綿花を原料にした繊維業から紡績業へと事業拡大し、海外展開、その後さまざまな事業の多角化を進めました。21世紀からは投資銀行業へと事業の選択と集中を実施し、主に上場企業に向けた財務支援による事業再生を行なってきました。2021年からは安定した成長を実現するため、金融事業の枠を超えた「価値共創事業」を標榜し、さらなる進化の中にいます。
私たちが生きている21世紀の社会では、20世紀の工業テクノロジーの発展を基に、金融テクノロジーが進化しました。しかし今、事業が生み出す利潤と人間の幸せは20世紀がそうであったような比例の関係にない、と私は認識をしています。このような変化の中で人々が幸せな生活を送るためには、企業も、「技術(Technology)」と同様に「思想(Philosophy)」がより大切になると考えます。
企業や人にはそれぞれの「価値(Value)」があります。その価値を「統合(Unite)」していくことで、もっと大きな価値を創り出そうという思想が「UNIVA(Unite the Values)」です。ホールディングスという立ち位置で、さまざまな企業の持つ価値をネットワークする。株式会社UNIVA・Oakホールディングスは各企業の価値を繋いで高める、「価値共創事業」を推進します。
かつて、ネット(漁網)で世界に価値を提供した当社は、
いま、企業を繋ぐネットワーク(有機的な連携)で世界に価値を創出する企業となっています。世界経済の変動に適応できる企業として、持続的成長および企業価値向上のためのイノベーションを絶えず行い、すべてのステークホルダーに信頼され、ご期待に沿える企業を目指してまいります。